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ぶどう膜炎の治療

ぶどう膜炎とは

ぶどう膜とは、虹彩、毛様体、脈絡膜という、目の大事な3つの組織を総称したものです。

このぶどう膜が炎症を起こすと“ぶどう膜炎”と言います。様々な原因で発症しますので、ぶどう膜炎であると診断されたら、そこから本格的な検査が始まると思ってください。多種多様の原因、病状がありますし、まったく関係のなさそうな別の病気が元になっていることも考えられるので、原因追究のために大学病院など大きな機関で検査をすることもあります。

自覚症状

黒目の周りが赤くなる充血、疼痛、目が痛い・まぶしく感じる、物が霞んで見える・大きく見えたり小さく見えたりする、視界に常に変なものが見える、明るい所で虹のようなものが見える、など。

ぶどう膜イメージ画像

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原因

細菌、ウィルス、寄生虫などによる感染性のものや免疫異常によるもの、糖尿病などの全身疾患に合併するものなどがありますが、約半数では原因がわかりません。

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治療方法

発生した場所や、感染した菌、ほかの病気の合併症として発症した場合、ほかの病気が併発した場合など、その状況により治療方法も様々です。 一般的には副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤と散瞳剤を使います。ステロイド剤はぶどう膜の炎症を抑えるのに大変有効な薬です。点眼液と内服薬、結膜下注射があり、症状に応じて使います。医師の指導のもとできちんと治療することが大切です。ぶどう膜炎は、炎症が治まるまでに時間がかかることが多く、さらに再発を防ぐためには、その後も定期的な診察を受けることが必要な長期経過観察が必要な病気です。

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代表的なぶどう膜炎
(1)ベーチェット病 Behcet's disease
粘膜・皮膚・眼症候群muco-cutaneo-ocular syndromeの1つベーチェット病は20~40歳の男性に発病することが多いといわれています。
症 状 1 ) 舌や口唇のアフタ これらの4つの症状が全部起こるとは限りませんが、これらの症状が互いに前後して出現したり消失したりします。ぶどう膜炎は両眼同時に発症することは少なく、1眼が良くなってくると、他眼に発作が生じ、再発が何度も繰り返して起こり、次第に視力が低下することが多く、非常に治りにくいので難病に指定されています。
2 ) 外陰部潰瘍
3 ) 再発性ぶどう膜炎
4 ) 皮膚の発疹
治 療 的確な方法はありませんが、ぶどう膜炎に対してステロイド点眼を行ったり、再発防止に対しては、全身投与で、コルヒチンやシクロスポリンなどの薬を使用します。
(2)原田病 Harada's disease
Vogt-小柳―原田病、ぶどう膜・髄膜炎症候群(uveo-meningeal syndrome)とも呼ばれる疾患で、両眼に急性びまん性脈絡膜炎が発症するもので、髄膜・皮膚・内耳症状を伴います。
症 状 1 ) 髄膜炎症状 頭痛など
2 ) 内耳症状 耳鳴り、めまいなど
3 ) 皮膚症状 脱毛・白髪化・皮膚の白斑症状
4 ) 眼症状 ぶどう膜炎、視神経乳頭の充血・腫脹、網膜剥離などおこり最終的に夕焼け状眼底になることがあります。
治 療 ステロイド全身・局所投与します。
(3)サルコイドーシス Sarcoidosis
全身のリンパ節を中心とした臓器(肺・肝臓・腎臓など)に肉芽腫granulomaをつくる全身疾患です。
症 状 1 ) 眼症状 虹彩毛様体炎、硝子体の炎症、網膜の結節性血管炎がおこります。
2 ) 肺門リンパ節の腫脹
3 ) ツベルクリン反応の
陰性化など
治 療 眼に対してはステロイド剤の点眼、全身症状に対してはステロイド剤の内服を行います。